池上本門寺 [ぶらぶら散歩]
ダンナが池上本門寺に行くっていうんで、例によってぶらぶら散歩、ついていきました。
うちの受験生もカメラマンとして同伴。
まだ受験も残ってるっていうのに、余裕ですね。
というか、今さらじたばたしても遅いってこと?
池上本門寺は、日蓮聖人が今から約七百十数年前の弘安5年(1282年)に、61歳で入滅(臨終)した霊跡だそうです。
東急池上線の池上駅から歩いて行くと、本門寺にたどり着くまで老舗のくずもち屋さんを数軒、目にしました。名物なのですね。
山門はこんな感じです。
この奥の階段がきつい……。
境内右手にある五重塔。
関東に4基現存する幕末以前の五重塔のうち、一番古い塔で、のちに徳川2代将軍となる秀忠公の病気平癒祈願のために建てられたものだそうです。
その近くにこんな看板が。
力道山て、な、なつかしい(ってリアルタイムでは知らんけど)。
今でもお墓参りに来るファンがいるのでしょうかね。
さて、境内の左手奥の方を入って、急な坂を下りていきますと、こんな大きな宝塔が出現します。
ひっそり空気の山の中に突然鮮やかな赤い建物。
SF映画に出てきそうな斬新さにびっくりしました。
こんな形の建物、今まで見たことないです。下からジェットを噴射して宙に飛んでいきそうな感じがします。
この宝塔は日蓮聖人が荼毘に付された浄域だそうです。
宝塔の横を通り過ぎて、奥の階段を上ると、紀州徳川家の墓所があります。
他にも絵師の狩野探幽家墓もありました。
木々に囲まれた広い墓所ですが、しーんとしていて、息子曰く「時が止まっている」。
たしかにここはそんな感じがします。
他にも霊宝殿(通常、日曜日に観覧できる)など見たかったけど、開館時間は4時までとあり、時間切れ。
たいていスタートが遅くてこんな憂き目にあうのです。
帰りは池上駅近くのくずもち屋さん、浅野屋に寄りました。
浅野屋については食べ歩きのカテゴリーで詳細を。
古い門前町の参道周辺にはいろいろなお店があって、なにを買うでもなく、ただぶらぶらと見ながら歩くだけでも楽しいものですね。
あ、でもこの日は池上本門寺の総門前のお店、寶屋で瓦せんべいと、近くの花屋さんでデージーとイベリスの苗を買いました。
たからやの瓦せんべい
簡易包装でリーズナブルプライス。美味しかったよ!!
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日蓮宗大本山 池上本門寺
東京都大田区池上1-1-1
アクセス
○東急池上線 池上駅より徒歩10分
○都営浅草線 西馬込駅より徒歩12分
○JR京浜東北線 大森駅より池上駅行きバス20分 本門寺前下車徒歩5分
招き猫の寺 豪徳寺 [ぶらぶら散歩]
招き猫発祥の地として名高い豪徳寺(東京・世田谷区)に行ってみました。
猫好きとしては一度は行っておかねばならないところでしょう。
最寄駅は小田急線の豪徳寺駅ではなく、東急世田谷線の宮の坂駅です。
こちらは幕末の大老、井伊直弼の墓所としても有名です。
実は、彦根城のマスコットが猫(ひこにゃん)なのは、このお寺の猫に彦根城のお殿様が助けられたエピソードに由来しています。
お土産に招き猫を買ったら招き猫の由来についての説明文がついていました。
その由来とは……
昔、彦根城主・井伊直孝(井伊直弼の先祖)が鷹狩りの帰り、お寺の前を通りかかると、門前に一匹の猫がおり、直孝たちを見上げて手を挙げ、しきりに招くので、不思議に思ってお寺に訪ね入ってみました。
そして、お寺で休憩していると、にわかに雷雨となったのでした。
その間、和尚は説法をし、直孝は雷雨をしのぐことができたうえに法談を聞けたことに喜び、以後このお寺を庇護することとなったのです。
やがてこのお寺は井伊家菩提所となり、大きなお寺へと発展。
貧しい寺だった豪徳寺は、和尚が可愛がっていた猫によって福がもたらされた、ということです。
以来、この猫の姿形を作り、招福猫児(まねきねこ)としてお祀りしているのでした。
お寺が貧しい時代、和尚は自分のごはんを猫に分け、
「汝、我が愛育の恩を知らば、何か果報を招来せよ」と猫に言い聞かせたそうです。
仮にも和尚さんが、
「可愛がってんだから、恩返ししなさいよ」みたいなこと言っていいんでしょうかねぇ?
という気もしますが、猫も何か恩に報いようと感じ入るところがあったのかも知れません。
うちの猫にもダメ元で、時々言い聞かせてみたいと思います。
さて、広大な豪徳寺の中に、招福観音があり、そこに大量の招き猫が奉納されていました。
絵馬にも猫の絵が描かれていてかわいいです。
招き猫2号サイズ(500円)を買って帰りました。
果報を招来せよ~!
猫好きとしては一度は行っておかねばならないところでしょう。
最寄駅は小田急線の豪徳寺駅ではなく、東急世田谷線の宮の坂駅です。
こちらは幕末の大老、井伊直弼の墓所としても有名です。
実は、彦根城のマスコットが猫(ひこにゃん)なのは、このお寺の猫に彦根城のお殿様が助けられたエピソードに由来しています。
お土産に招き猫を買ったら招き猫の由来についての説明文がついていました。
その由来とは……
昔、彦根城主・井伊直孝(井伊直弼の先祖)が鷹狩りの帰り、お寺の前を通りかかると、門前に一匹の猫がおり、直孝たちを見上げて手を挙げ、しきりに招くので、不思議に思ってお寺に訪ね入ってみました。
そして、お寺で休憩していると、にわかに雷雨となったのでした。
その間、和尚は説法をし、直孝は雷雨をしのぐことができたうえに法談を聞けたことに喜び、以後このお寺を庇護することとなったのです。
やがてこのお寺は井伊家菩提所となり、大きなお寺へと発展。
貧しい寺だった豪徳寺は、和尚が可愛がっていた猫によって福がもたらされた、ということです。
以来、この猫の姿形を作り、招福猫児(まねきねこ)としてお祀りしているのでした。
お寺が貧しい時代、和尚は自分のごはんを猫に分け、
「汝、我が愛育の恩を知らば、何か果報を招来せよ」と猫に言い聞かせたそうです。
仮にも和尚さんが、
「可愛がってんだから、恩返ししなさいよ」みたいなこと言っていいんでしょうかねぇ?
という気もしますが、猫も何か恩に報いようと感じ入るところがあったのかも知れません。
うちの猫にもダメ元で、時々言い聞かせてみたいと思います。
さて、広大な豪徳寺の中に、招福観音があり、そこに大量の招き猫が奉納されていました。
絵馬にも猫の絵が描かれていてかわいいです。
招き猫2号サイズ(500円)を買って帰りました。
果報を招来せよ~!