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ひたち海浜公園~ネモフィラの丘 [ぶらぶら散歩]




4月26日、国営ひたち海浜公園のネモフィラと、那珂湊駅の駅猫おさむに会いに行ってきました。

上野からスーパーひたちに乗車。
初スーパーひたちです。わくわく。
快適な旅を終え、午前11時頃に勝田駅に到着、ひたちなか海浜鉄道に乗り換えます。

那珂湊で降りると、改札横に駅猫おさむが!
適度な距離感を保って写真を撮らせてくれます。
さすがに人に馴れている。
しっぽがもっさちゃんでかわいい。

接客の業務をこなす(?)駅猫おさむ
駅猫おさむ.jpg

改札を出ると、「湊線フェスティバル2014」というポスターが貼ってありました。
ひたちなか海浜鉄道が開業6年を迎えるにあたり、フェスティバルが開催されるそうで、ここ那珂湊駅がメイン会場になるそうです。
日付けを見ると、フェスティバルは明日……。惜しい。

先週も、「日本一の鉄火巻大会」の前日に三崎港を訪れた私……。
まあ、いつもあまり調べないでいくのがいけないのでしょうが。
でも、平常ののんびりした情景もいいものですよ。

「鉄子の旅」の額絵が飾られていました
鉄子の旅.jpg

那珂湊でお昼を食べて、改札前の待合所で改札が開くのを待っていたら、突然ギターの弾き語りが始まりました。
井上陽水の「少年時代」、松山千春の「恋」とか懐かしい曲が。
歌っていたのは阿字ヶ浦在住の方だそうです。
猫のいるローカル線の駅舎で流れるアコースティックギターの弾き語り。
癒されました~。

再び、ひたちなか海浜鉄道に乗り込み、終点の阿字ヶ浦に。
そこからバスで10分ほどでひたち海浜公園に到着です。
公園はとても広いので、入ってすぐレンタサイクルを借り、450万本のネモフィラが咲きほこるという「みはらしの丘」を目指します。

丘一面に咲く、見事なネモフィラの花畑。
風が吹くと、ブルーのネモフィラの花がさざ波のようにそよぎ、花の真ん中の白い部分がキラキラと光って見えて、海面のようでした。
ネモフィラ.jpg
ネモフィラ2.jpg

丘のふもとの方では、菜の花畑も見ごろでした。
ブルーと黄色のコントラストがきれい。
ネモフィラと菜の花.jpg

売店で、ネモフィラの種を売っていたので、お土産に買いました。

ここのサイクリングコースは約11kmあるらしく、広々としていてとても気持ちよかったです。
もう少しうちから近ければたびたび訪れたいところですが、残念なことにちと遠い。

湊線の駅名標はデザインが面白い
阿字ヶ浦.jpg

湊線の線路.jpg
帰りの車窓から
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「みさきまぐろきっぷ」でGO! [ぶらぶら散歩]




4月19日京浜急行で人気のお得な切符「みさきまぐろきっぷ」で三崎港と城ヶ島を回ってきました。

京急の出発駅によって切符の価格は変わってきますが、横浜駅で購入したら約2,900円でした。

「みさきまぐろきっぷ」は、往復の京急切符と、京急バスのフリー区間乗車券、そしてまぐろ料理食事券(20軒くらいのお店から選べる)、さらにレジャー施設利用券もついています。

レジャー施設利用券はホテルの温泉入浴や、油壺マリンパーク入園券、水中観光船「にじいろさかな号」乗船券など5つの施設から選べるようになっています。
それぞれ単品でチケットを買うよりもかなりお得感ありますね。

三崎港では、毎年「三崎まぐろ鉄火巻き大会」が開催されるそうで、私たちが行った日はたまたま大会の前日でした。
後日ニュースで見ましたが、今年は日本新記録550メートルの鉄火巻が作られたそうです。

お昼ご飯は、三崎港の地元の回転寿司屋さん「さん和」に。
さすがにまぐろは美味しかったです!
さん和の近くに、「うらり」というおさかな市場があり、その前に「にじいろさかな号」の発着所があります。

にじいろさかな号は船底にのぞき窓がついていて、泳いでいる魚を見ることができます。メジナとかクサフグ、スズメダイなど、沖縄などの海に比べると地味目な魚が多かったけど、たくさん船に寄ってきました。
餌付けのエサをまくのを体験させてくれたり、帰りはカモメにエサを投げたりと、けっこう楽しめました!!

戻ってきて、すぐ隣の乗船場から渡し船に乗り、城ヶ島へ。
城ケ島には、県立城ヶ島公園があります。
ぶらぶら歩いて、「馬の背洞門」(うまのせとうもん)へ。
急な階段を降りて、磯に降りると馬の背洞門があります。

波や風で浸食されてできたこの岩が馬の背洞門
馬の背洞門.jpg

たまたま干潮だったようで、馬の背洞門の前の磯にはたくさんの潮溜まりがありました。潮溜まりに色々な生き物がいて面白い!!
しばらく子どもと観察しました。

まず目についたのがたくさんのヤドカリたち。
それから、メダカぐらいの大きさの、魚の子どもの小集団。

あと、岩場に張りついていたグミみたいな赤紫色の物体!!
あとで調べたら、ウメボシイソギンチャクでした。
海中では触手を伸ばしているけど、引き潮で海面から出てしまうと触手を引っ込めてこんな姿に。
ウメボシイソギンチャク.jpg

一番不思議だったのが、ラーメンの麺の塊のようなものがたくさん落ちてたこと。
最初は、誰かマナーの悪い人が捨てていったのか、と思ったら、あちこちにたくさん落ちていたので、そうではない、これは何かの生物だよね?という結論に。
あとで調べてみたら、アメフラシの卵と判明しました。
中華めんみたいな色をしてますが、時間とともに色は変化していくそうです。
磯には不思議な生き物がいて面白いですね。

アメフラシの卵.jpg
アメフラシの卵(写真=「海べのふしぎな生きものたち」より。よしざきかずみ写真・とりないけいこ文・岩崎書店)

ところで、ヤドカリはいろいろな貝をしょっていて面白いですね。
穴があいている貝を背負っているのもいて、なんでもっといい貝を選ばないのかなぁ、と思っていました。

あとで、「ヤドカリの海辺」(今福道夫著・フレーベル館)という本を読んでみたら、ヤドカリはいつも住宅難、ということがわかりました。
体の大きさにぴったりの貝に入っているのは全体の27%にすぎず、ほとんどのヤドカリが自分の家に不満を持っているそうです。
仲間をおそって貝がらを奪うこともよくあることで、二匹のヤドカリが争っていると、他のヤドカリたちが野次馬のように集まってきて、皆、すきあらば新しい貝がらをゲットしようとしているらしい。
その様子が少し人間ぽくて、なんとなくディズニーアニメのような情景を想像してしまいます。

「仲間をおそったヤドカリが、うばった貝がらを気に入らず、もとの貝がらにもどろうとしたら、すでに見物人が入っていた」(「ヤドカリの海辺」より)ということもあるそうで(笑)。
こんな小さな潮溜まりで、ヤドカリなりの熾烈なドラマがあるのだなぁ、と感心しました。
磯遊びが面白かったので、またどこかの磯に行きたいなぁ。

帰りはバスで「うらり」に戻り、冷凍まぐろを買って帰りました。

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