佐倉~新緑の城下町 [ぶらぶら散歩]
佐倉は江戸時代、城下町として繁栄した町。
今でも武家屋敷などが保存されており、昔の面影が残っています。
本日のルートは京成佐倉駅→国立歴史民俗博物館→旧堀田邸→京成佐倉駅。
各地点とも徒歩で20~25分ほど離れており、街を散策するのにほどよい距離です。
博物館に行く途中、旧成田街道を歩いているとき、茅葺きの民家がありました。
普通に茅葺きの家があるというのにはびっくりです。
木の向こうに茅葺きの家
たんぽぽの綿毛満開!!
国立歴史民俗博物館はとても立派できれい。社会の勉強には素晴らしくよい所!
大人も楽しめますが、子どもも飽きないように展示物を見つけたら、その部分を立ち上げるというパンフレットがもらえます。
子ども用パンフレット
しかし、第1室原始・古代から第6室現代まであって、すごく広いので、じっくり見ていたら一日かかってしまう……。
子どもがおなかすいたと言い出したので、途中をちょっとはしょって、館内のレストランでお昼。
歴史博物館だけあって古代米(黒米)カレーなど、古代米を使ったメニューがありました。
風味は白米とそんなに変わらないですが、紫っぽい色合いのごはんです。
このあと、徒歩で旧堀田邸(重要文化財)へ。
旧堀田邸は、最後の佐倉藩主堀田正倫(ほったまさとも)が、維新後東京から佐倉に移り住んだ邸宅です。
堀田邸入口
ここは、NHK「坂の上の雲」(2010年)、TBS「JIN~仁」(2011年)、他には「侍戦隊シンケンジャー」(2010年)などのテレビロケにも使われたそうで。受付の隣には「坂の上の雲」で秋山真之(さねゆき)を演じた本木雅弘のサインが飾られてました。
「坂の上の雲」はすっごく好きだったので、ロケ地に来られてうれしかった~。
「坂の上の雲」第8回で、秋山真之が季子(すえこ・石原さとみ)に自転車の乗り方を教わるシーン、このお庭で撮影されたのではないかと思われます。で、真之が自転車で転んで「風を切って走るのはこの上なく痛快じゃのー!」と。
ドラマのシーンもこんな新緑のきれいな季節でした。
ピンボケですが……お庭の写真
「JIN~仁」では、京都の薩摩藩邸として使われたそうです(完結編の第9話)。
この日はちょっと暑かったので、最後は歩き疲れて、堀田邸から循環バスに乗って駅に戻りました。
他にも、佐倉には武家屋敷や、佐倉順天堂記念館などの史跡があるので、また機会があったら行きたいですね。
ちなみに佐倉順天堂記念館は、蘭学を奨励した幕末の老中堀田正睦(まさよし)が佐藤泰然に開設させた順天堂を記念して残された施設。佐倉は「西の長崎、東の佐倉」として西洋医学の街としても栄えました。
バスで帰る途中「蘭学通り」という通りの名が見えました。
なんとなく「JIN」の世界観がよみがえります……。
おまけ……。
この日はたまたま長嶋茂雄氏が国民栄誉賞を受ける日でした。
長嶋さんは佐倉出身なので、佐倉駅にはこんな幕が飾られていました。
もっと地元は盛り上がっているのかと思いきや、意外に地味でした……。
国民栄誉賞のお祝い横断幕
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