SSブログ

動物埴輪の世界 [ぶらぶら散歩]

上野・東京国立博物館の考古展示室で開催された「動物埴輪の世界」(会期2012年7月3日~10月28日)に行きました。
博物館のホームページに掲載されていた犬の埴輪のかわいらしさに魅了され、実物を見てみたいと思ったわけです。

LIST_3491.jpg

動物埴輪では、一番多い動物の種類は水鳥などの大きめな鳥でした。
古墳時代の人々にとって身近な存在だったのでしょうね。

犬の埴輪は、思ったよりも大きくて、実物もやっぱりかわいい!!
目などはぽつんとした穴なんですが、そのプリミティブな感じがなんとも味わい深い。

尻尾を上にくるんと巻いていて、舌を出し、リラックスした様子。
当時から犬と人は仲良しだったんですね。

ちなみに猫は当時の日本にいなかったそうで、猫の埴輪はありませんでした。

後日、博物館が集計した「あなたの好きな動物埴輪アンケート」の結果をホームページでチェックしたら、1位猿、2位犬、3位馬となっていました。

こちらの考古展示室は、埴輪といえばだれもが連想する「踊る人々」、重要文化財の「遮光器土偶」、国宝の「挂甲の武人」(けいこうのぶじん)などがズラリと揃っていて、あれもこれも教科書で見たことあるわ~!!と特に歴史に詳しくなくてもけっこう感動します。

展示を見終えて、会場を出ると埴輪のガシャポンを発見。
「考古学ミニチュア」(東京国立博物館公式カプセルフィギュア、全6種)と書いてあって、その中に犬の埴輪がありました。

DSC_0508.JPG

これは是非ゲットして帰りたい、と思ったが、なんと400円。高い……。
さらによく見ると「精密ミニチュアレプリカ」、製作はフィギュアで有名な海洋堂とあり、これはモノがいいに違いない、と考えなおして400円を投入。
遮光器土偶でした。
さらに400円投入。
2個目は人面付壺形土器。

博物館もなかなかいい商売してるじゃないの……。 さらに400円投入。
3個目も遮光器土偶!
わーん!
ここで犬の埴輪はあきらめて帰りました。

しかし後日、往生際の悪い私は、ネットオークションで犬の埴輪ミニチュアをゲットしたのでした。
今トイレに飾ってありますが、見てると癒されますよ。
は~。
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。